2017-02-23 第193回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
それから、今お話のありました南アルプスの北岳では、特に近年、ライチョウの生息数が減少しておりますことから、昨年度より、ふ化したばかりのひなと親鳥を現地に設置したケージ内に保護することによりまして、キツネやテンなどの捕食者から守る事業を開始しているところでございます。
それから、今お話のありました南アルプスの北岳では、特に近年、ライチョウの生息数が減少しておりますことから、昨年度より、ふ化したばかりのひなと親鳥を現地に設置したケージ内に保護することによりまして、キツネやテンなどの捕食者から守る事業を開始しているところでございます。
やはり、今、鹿、イノシシがふえ過ぎてしまったのは、その頂点捕食者たるオオカミを絶滅させてしまった、これは人間がやってしまったことであるんですが、ここは反省としてしっかりと持たなければいけないんだろうなと私は思っていますし、これからオオカミを導入するということも、本当に検討する段階に入っているだろうなと思っております。
なお、オオカミはまた、今委員の方からもお話がありましたように、生態系の頂点をなす捕食者であるとも認識をいたしております。
このような事態もあって、オオカミが絶滅して、捕食者がいなくなり、狂犬病等の伝染病も含めてオオカミが絶滅して、鹿やイノシシがここまでふえるに至った、おおよそこのように理解しております。
我々が行った研究では上位捕食者、カワウとか猛禽類は非常に蓄積が高いということが分かりまして、それのえさになっているネズミたちあるいはモグラたちというのを、生態系の中で様々な動物を調べたんですけれども、やはり現在問題になっているPOPsなんですけれども、モニタリング対象としては脊椎動物が入っていないというか、魚類は入っていたでしょうか、欧米ではネズミとか入っているんですね。
都会のカラスというのは、動物の死体など、それから生ごみもそうですけれども、言わば都市の生態系の中でも掃除屋としての役割を担っていまして、例えば野猫が寿命が短いというのもやっぱりカラスに襲われて、そういう動物の死体等を処理してくれているというふうな事態もございますので、そういう都会の生態系の中での捕食者としての役割を担う。
明らかにプランクトンを食べる捕食者が何億という数で減っている、この捕食者を有明海に戻さない限り、また結果は同じだ。 ですから、今前向きの答弁をいただきました。あとは委員会で細かく質問をさせていただきますが、できるだけ早くその御決断をいただきますように求めて、次の質問に参ります。